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偽島R用のブログ。メインは上四万十川 蓮(715) PMも乱入します。むしろ、してください。
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「おいっす!」
「こい!蒸し肉にサラダもつけるんだな!」
「イザ、ジンジョ~に勝負!」
「グルルルルルル…ッ」
「「モッサァァァァァァァッ!!」」


そんな叫び声でボク達の初戦は始まったんだな。
ボク達は打合せどおり、非力なルシアを後ろにおいて、ボクとウズマサで前を固める陣形を取ったんだな。
「鏑矢ならぬ、鏑ミサイル!」
ルシアは魔法が使えるので、出鼻を叩くためにまず最初に攻撃したんだな。
「ギャフ!」
魔法の矢は野犬にまっすぐ飛んでいき、命中したんだな。
…そこまではボク達の計算どおりだったんだな…
その後は、それぞれが手近な奴を攻撃してやっつける予定だったんだな。
実際ボクとウズマサは目の前の歩行雑草に攻撃してそれなりのダメージを出したんだな。
ところが。
聞こえてきたのはルシアの叫び声だったんだな。
「あう、金さん、お侍さん、よけてー!」
「わっつ?」
「わ、わわー!」
バシュバシュバシュ!
ルシアの魔石からいくつもの衝撃波が飛び出したんだな。
それは歩行雑草に何発かあたったようなんだけれども、当然ルシアに背を向けていたボクとウズマサも一発ずつきっちりくらってしまったんだな。
「謀反デゴザルカ?!」
「ご、ごめん…。これ沢山攻撃できるけど、狙いがぜんぜん絞れない技なのっす。」
「ずいぶん一か八かなんだな…。」
まあ、これはこれでルシアらしいなとボクは思ったんだな…。

○その頃もう一つのPTは。
「わー、かわいいー♪源、捕まえるよっ!」
源の服の袖を引っ張る蓮。
「え、俺は参加しないよ?!」
源の方は慌てて蓮の背中に回りこむ。
「原住民と遭遇これより、強制集配を開始するであります。レター」
8号が文を結びつけた矢をつがえ、歩行雑草と野兎を相手にした戦闘は始まった。
こちらのPTにおける基本戦術は、蓮の魔法と8号の弓矢による先制攻撃である。
本当の鏑矢となった8号のスナイプショットが歩行雑草に突き刺さると、蓮のチャームは野兎を魅了しにかかる。
「おとなしくしててくれる?」
「お前になら食われてもいいな。」
野兎はふらふらと蓮の方に歩み寄り…
「かかったな!」
スパコーン!
構えていたテンの必殺ストレートパンチがヒットする。
こうして上手く連携を繋げる事ができた三人は、さしたるダメージを負うこともなく、敵を粉砕したのだった。
「原住民の制圧を確認、これより消印を目標の眉間に押印し、集配の完了とするであります。レター」
ポン・ポン・ポン。

野犬は思ったよりタフで、ボクとウズマサは結構ダメージを負ったんだけれども、ボク達は何とか敵を倒すことができたんだな。
「一件落着デゴザル~。」
ボクが中華鍋の手入れをしている間に、ルシアとウズマサは、歩行雑草の新芽のところをもぎ取って、食糧確保をしていたようなんだな。
それからボク達はあたりを探索して、韮とか雑木を手に入れたんだな。
「あー、いたいた。」
「おー、てんてん。元気ー?」
遠くからテンがブーンと羽音をたてて飛んできたんだな。
「あっちにキャンプ広げてるから、集まろう。」
「コレゾ虫ノ知ラセ。」
「かまどは作れるかな?」
「スペースは確保してるよ。」
こうしてボク達はテン達と合流したんだな。

「うーん、怪しい。僕はこの森を探索したい。」
「何もなければ移動距離損するよ?それよりゴーゴーいけいけ南下何か?じゃないかのう。」
「金さんと源も意見出してよー!」
夕飯と次の日のお弁当の準備をしているボクに、蓮が声をかけたんだな。
手伝ってくれている源は少々迷惑顔なんだな。
「俺は言われたところについていくから、ちょっとこうリハビリっていうか訓練に専念させてくれ!」
源は肉球があるのは慣れない、不便だといって、僕の料理や蓮の装飾作製の手伝いをすることで手先の訓練をしているんだな。
ボクより指の数は多いのに、大変そうなんだな。
「ボクは…そうだな、この森は深くないのでちょっと立ち寄るだけで中も見られるんだな。ここを通ってからルシアの言うように南下すればいいと思うんだな。」
「拙者モ広イ世界ガ見タイデゴザル。今コソ開国ノ時!」
「んー、じゃあ了解。森を通って南へ。」
テンがメモに何か書きつけたんだな。
明日の移動先が決まったところでボクは夕飯を作り終えたんだな。
「さあ、今日はパンくずの揚げ物祭りなんだな。塩味胡椒味デザート風味まで。かりっとさくっと食べるんだな。」
「「はーい!」」
みんなお腹がすいていたのかとてもおいしそうに料理を食べてくれたんだな。
ボクはとっても嬉しかったんだな。

その後、食事の片づけをしているボクの所に、ウズマサがやってきたんだな。
「はーい、遠山サン。」
「トオヤマ?」
「おぅ、御存知ナイデゴザルカ。遠山サンハ、御奉行様デゴザル。立派ナ鍋奉行デース。」
「???」
不思議そうな顔をしているボクに、ウズマサはあるものを手渡してくれたんだな。
「はーい、御注文ノ、こっく帽デ候。」
「お、これは嬉しいんだな。ありがとうなんだな。」
「縫イ物ハ、得意デース。ドンナあにめきゃらノ服モ作レマース。」
そう言ってウズマサは焚き火の方に戻っていったんだな。
…ウズマサはおっさんだけれども、一部のゲームやアニメやドラマや映画にとても詳しいんだな。
それは日本を題材にしたもの、特に昔の日本を題材にしたものらしいんだな。
中国も歴史は沢山あるので今度は是非その服を作ってもらおうと思うんだな。

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